みなさんこんにちは〜
かなり久々のブログになってしまいましたが皆さまお元気でしたか??
私は、画家のカンディンスキーの次に推している、岡本さんちの太郎さんが上野にいらっしゃるとのことでずっと楽しみにしていた『岡本太郎展』へ行ってきました。
岡本太郎とは?
岡本 太郎
(1911年-1996年)日本の芸術家
「芸術は爆発だ!」で知られている日本の芸術家。戦時中ににパリで学び、ピカソに大きな影響を受ける。抽象美術運動やシュルレアリスム運動、さらには日本の縄文土器など様々な文化から大きな影響を受け、自分の作品に昇華させた。
絵画だけでなく、本を書いたり、テレビなどのメディアに積極的に出るなどして強烈な個性を打ち出し、お茶の間の人気者に。
1970年の大阪万博のシンボルとして作られた『太陽の塔』は永久保存され今でも愛されています。
作品展の見どころ
今回の岡本太郎展は、過去最大級の大規模回顧展ということでかなり大掛かり。
喜ばしいことに、今まで見たことない数の作品を見ることが出来ました。
それが出来たのも、岡本太郎の作品のほとんどを収蔵する川崎にある岡本太郎美術館と表参道にある岡本太郎記念館の全面協力のもと。
ただ、ふと思ったのが、川崎にある岡本太郎美術館が空っぽになってしまうんじゃないかと心配するほどの大量の作品の数々。。。
でも安心してください。
ちゃんと川崎の岡本太郎美術館は工事長期休館をとられていました〜w
よかったよかった〜
余計な心配をしてしまいました。
この大規模回顧展が終わる頃にはまた、
パワーアップした川崎で太郎さんが拝めるかもしれません。
ちなみにミュージアムのカフェなどは営業しているようです。
会場にあふれていた岡本太郎の名言の数々
『芸術は人生
生きることそのものが芸術
無意味を意識すればこそ真に意味する
時間と空間を越えること
孤独の中で自分を開いていくこと
師匠も弟子もいない
ただ無条件の中で純粋に
綺麗と美しいは正反対
自分をぶち壊しながらやる
自分を大事にしたら自分を失う
人間の根源に帰ること
抽象の中に何かを感じさせる
進歩と調和は違う
ぶつかり合うことが調和』
太郎さんの情熱的な生き様が言葉の端々に現れていて、火傷しそうな程でした。
オーディオガイドは俳優の阿部サダヲさん
太郎さんになりきったサダヲさんがかけてくれる言葉もとても素敵でした。
『今日あなたは岡本太郎という人間に出会った
何度でも出会ってほしい。
太郎はきっとあなたが挑んでくるのをまっています。』
オーディオガイドより。
review&comment
太郎さんは、
前しか見てないくらいの勢いで自分の道を突き進んでいて自己中心的に見えがちだけど、ちゃんと周りが見えていて
意外と優しい。
優しいというのは語弊があるかもしれないけれど、
自分の殻を破って、自己を表現をする大切さを伝え、人類を解き放つために、社会のために何ができるか考え動き、
その解決策として芸術の力をフルに使ってわかりやすく示してくれてたのかもしれないと感じました。
表現は自分のためだけじゃなく、全体のため。
自分の作品を手放すことはなかったという。
小さな作品は個人の元に渡ってしまうと表に出てこなくなる。
壁画などにして、みんなの目に触れられるものをわざとつくったり、
絵画だけじゃなく、椅子など社会的に必要とされるものを作った
必要とあらば、なんにでも貪欲にチャレンジしてバラエティ番組にも出たり、CMやってみたり。
多才で、その才能を余すことなく権力や権威にぶつけ、重い扉を開けて、大きな世界を見せてくれる。
最高に尖ってて、インパクトのある発言も
野生動物のように生と死に向き合って
自分に挑んできたからこそ出る言葉だから
単純に心に響く。
見る側までも、モチベーション全開にしてくれて、
ぶつかり合うことは調和だと教えてくれる。
いつでも、挑んできて欲しい、と。
チャレンジしよう、と。誘ってくれる。
ほんとどこまでもエネルギーに溢れてて、かっこいい。
改めて惚れ直してしまった企画展でした。
皆さま異次元のパワーを感じたい方はぜひ会場に足を運んでみてください。
恒例のグッズ紹介
企画展の最後の楽しみはやはりグッズ!
ここで自分好みのグッズに会えた時のキュンはまた違う楽しさがあります。
グッズを買うことで、あの時の企画展行ったな〜と日常の中でもまたアートを感じることができます。
今回、テンションが上がったのが、下の写真の何が出てくるか分からない太郎傑作選のBOX
何が出てくるか楽しみすぎて、家に帰るまで待てずに帰り道のカフェですぐに開封しました。
結果はこちらの青山にある『こどもの樹』のオブジェでした。かわいい。
その他にも噂のタローマンTシャツや、
買って使うにはちょっとの勇気と思い切りが必要そうな傘があったり、グッズコーナーもかなり充実していて展覧会だけでなく最後まで楽しむことが出来ました。
岡本太郎展は上野の東京都美術館で
2022年10月18日(火)~12月28日(水)迄。
その他のオススメ展覧会
今年の芸術の秋は、岡本太郎も大きな影響を受けたというピカソ祭り。
詳しくはコチラ↓
https://www.instagram.com/p/CkxfyPZyBOB/?igshid=MDJmNzVkMjY=
岡本太郎展が開かれていたのは東京都美術館、その隣の西洋美術館ではベルギーからきたピカソ展が行われていて、箱根のポーラ美術館ではピカソの貴重な青の時代の作品展も行われていました。
詳しくはコチラ↓
https://www.instagram.com/p/CkaglcmSMZ-/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
という訳でアートな秋をお届けしました。
みなさんの芸術の秋はどこにありましたか??
そして、もうすぐ年末年始ですね〜
風邪ひかないように気をつけてくださいね。
それではまたー!
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