みなさま、こんにちわ〜
今回は、温室マニアの私が以前から密かにすすめている『ナウシカの地下室計画』についてです。
ある時から、ふと温室の画像を見て素敵だな〜と思ったのをきっかけに(2014年くらいから)
少しずつ、温室のある植物園に足を運ぶようになりました。
温室の魅力は、人間の手によって守られた空間にもかかわらず、植物たちはまるで原産地にいるように伸び伸びと生きていて、すごいエネルギーを発しているところ。
人間のエゴで連れてこられたのにも関わらず、そんなのお構いなしにぐんぐんと葉を伸ばし、根も伸ばす。
温室の中ではしっかりと自然界の法則も出来上がっていて、寄生したり、寄生されたり、自分たちの心地よい場所をナチュラルに作り上げている。
その生命力の強さが、どんなに人間が手を出しても、自然には圧倒的に勝てないという事を身をもって教えてくれます。
また、もう一つの魅力は植物のシルエットの美しさです。
人間が作ることのできない植物ならではの葉の形や幹の美しさが本当に芸術的で、植物はアーティストだなぁといつも思います。
そして、温室のガラスと植物のコラボレーションも素敵で、下から葉っぱを撮るように写真を撮るとガラスと緑のコントラストがモダンでとてもおしゃれです。
そんな魅力的な温室にハマったが最後。
気づけば、旅行に行く際は現地の温室を探して行くという温室マニアに。
温室に行くことや何か自分の好きなことを裏テーマに掲げて旅行をするとガイドブックには載っていない新しい視点を体験することができます。
一時期は、何を血迷ったか世界中の温室制覇を掲げていた時期もあります。(まだあきらめてはいませんがw)
なんだかんだ一緒に付き合って温室に行ってくれたりしている友人の皆様には感謝感謝です。
今回はせっかくなので、箸休めとたまには脳内トリップということで、
私の温室コレクションを紹介します。
海外の温室は規模も植物の種類も豊富なので、滅多にお目にかかれない貴重な体験をすることができます。
キューガーデン (ロンドン)
最も有名な植物園として知られ、世界遺産にも登録されている王立植物園。
キューガーデンを代表するのが
このウォーターリリーの温室
2016年にロンドンに行った際にこの温室に入った瞬間、ウォーターリリーの見事な葉っぱの大きさに感動したのが忘れられず、見開きのポストカードを今でもずっと部屋に飾っています。
この他にも大きな温室が何個もあり、1日じゃ足りない広さでした。
お次は
ヘルシンキ大学植物園(フィンランド)
フィンランドらしく、シンプルでありながらも美しいデザインの温室。ヘルシンキ駅の裏側という好立地にあります。
あれ?デジャヴ?
というくらいキューガーデンのウォーターリリーの温室にそっくり。
私も、最初この温室に入った瞬間
なんか見たことあるな〜と思いました。
それもそのはず、こちらはキューガーデンのオマージュとして作られた温室でした。
みごとな葉っぱが水に浮かぶ姿はとても優雅で何時間でも見ていられました。
そして、お次はアメリカ、NY。
NYには何度となく行っているので行くたびに少しずつコンプリートしていました。NYといえばセントラルパークですが、その他にも素敵な植物園は沢山あります。
ブルックリン植物園(NY)
可愛らしい外観が特徴ですが、意外と中は広くとても開放的。
小さな水族館があったり、盆栽の展示や植物の種類の説明が詳しくしてあるなど、展示に様々な工夫がしてありとても有意義な時間を過ごすことができます。
写真が見当たらなかったのですがブロンクスにあるニューヨーク植物園もオススメです。↓
ニューヨーク植物園(NY)
外観が白くとても美しい温室です。
中には数々の熱帯地方から持ってきたと思われる立派な大木がとても印象的でした。
植物園の中にアートの展示会をする場所もあって私が行った時にはちょうどフリーダカーロの展示がされていました。
今は日本を代表する現代アーティストの草間彌生さんの展示をしているそうです。
フォスター植物園(ハワイ)
ハワイ自体がもう温室と言って良いほどの植物にとっては最高の環境といえますが、小さな素敵な温室がハワイにもありました。
色彩が鮮やかな植物が多く、その中でも一番驚いたのは植物の大きさでした。日本で見るサボテンや観葉植物と同じ種類でも環境が違うだけでこんなに馬鹿でかくなるのかと思うくらいで、本場の強みを噛み締めた瞬間でした。
そして、海外だけでなく、実は日本にも素敵な温室がたくさんあります。
その中でもイチオシはこちらの新宿御苑の温室です。
新宿御苑
私の家です。と紹介したいくらい大好きな温室で、大きすぎず小さすぎずとてもバランスが良く、展示も小さな滝があったり、吊り橋があったりと飽きさせることなく温室の良さをたっぷり楽しませてくれる所です。
そして、お次は京都。
京都府立植物園
こちらの京都の植物園は日本最古の公立総合植物園です。大正13年(1924年)に開園というとても歴史のあるところです。
外観はひょうたんを半分にして横たわらせたような面白い形をしていてその前にウォーターリリーの池が広がるという素敵なビジュアル。写真がないので気になる方はぜひこちらで↓
このほかにも新木場の夢の島熱帯植物館や、深大寺にある神代植物公園の大温室など、日本には素晴らしい温室が沢山あります。
そして、温室に行く度にすごいなと思うのが、一瞬で別世界に連れて行ってくれる所。
海外旅行になかなか行くことができなくても、温室に一歩入ればそこは亜熱帯地域。
東南アジアやハワイかと思うほどのムワッとした熱気と心地よい光を感じることができ、
入った瞬間マイナスイオンの洗礼を受けて信じられないくらいの勢いで癒される。
そして、何十年、いや何百年?
何年生きてるのか想像がつかないくらいの大きな幹に圧倒されため息をつく。
この大迫力の温室をどうにかして家で再現できないかといつも思います。
そして、いつだったか、金曜ロードショーで久々に見た『風の谷のナウシカ』
地下室でナウシカがたくさんの植物を育てているのですが、その部屋が植物に囲まれてる部屋を見て
これこれ!
これよ。
やりたかったのは!
と、思ってから
私の『ナウシカの地下室計画』が密かに始まって今に至ります。
もともとやりたい事があり過ぎて、
何がしたいか分からなくなるほどだった20代前半。
人生の先輩方に何かを極めなければ、何もできないと言われて、
美容を選んで突っ走った20代。
そんな中、すこしずつやりたい事ができてきて
最近は、ゆとりができてきた30代。
気になっていたことを深掘りしたり、
自分がやってきた事を今一度振り返ってヒントを探したり
いろんな勉強ができる環境に感謝する日々です。
人生の先輩方からしたらまだまだひよっこですが、
ゆくゆくは美容という柱を中心に、たくさんの柱を立てて行きたいなと考えています。
美容
健康
植物
ART
最終的なイメージは
アトリエを作ること。
それぞれ、好きなことに夢中になって
創造し続けられる場所。
ディズニーランドのビューティーバージョンみたいな。
やりたい事を思う存分できる所さんの世田谷ベースの文バージョンみたいな。
美術館のように、心が落ち着く場所。
小さな温室のアトリエ。
写真はNYのクーパーヒューイット美術館の一角。
2018年にNYに行った際に一目惚れしました。
出窓部分がソファになっていて、
大きな窓が温室を連想させてくれます。
こんな感じの温室のアトリエで、
このブログでやってる事を、もっと昇華させてみんなで楽しめるようにしたいなーと。
そして、いろんな新しい価値観を創り続けて、日常をアートしていくことを日々考えています。
畑に例えると、やっと耕し終わって、種子をまき終わったくらい。
というわけで、
実際の私の部屋の小さな植物園も
ただいま絶賛、株分け中です。
最近始めたことは、もっとちゃんと植物を育てられるようにしようと思い
株分けしたり、水耕栽培をしてみたり。。
春から梅雨にかけてが、植え替えには1番良い気候なのでひとまわり大きな鉢に植え替えてあげたり。
さすがに、仕事に行く前にどうしても植え替えがしたくなって始めてしまった時は自分でも若干引きましたが、、、
それでも懲りずに植物マニアたちがこぞって通うsolsoparkやオザキフラワーパークに行ってみたりと毎日忙しく猫と一緒に土まみれになっております。
みなさんの野望はなんですか?w
野望というと、なんだか仰々しく感じるかもしれませんが、
なんでも良いので目の前の小さな好きなことに向き合う時間を大切にすると、不思議とゆとりができて楽しくなってくるというお話でした。
もうGW中盤!
最近、Netflixのヴィンチェンツォにハマりすぎて気づいたらもうGWが半分終わっていることにビックリ。。。ダークヒーロー最高。
というわけで、気温差に気をつけて後半もたのしみましょ〜☺️
気まぐれブログをお届けしました〜。
ではまた、あんにょーん。
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