vol.12【スリランカ2回目】〈観光〉
アーユルヴェーダ 1週間で体質改善の旅inヘリタンスマハゲダラ
今回は、スリランカアーユルヴェーダと共に行くべき建築家バワの観光スポットです。
ジェフリーバワは
スリランカを代表する天才建築家
裕福な家庭に育ち、イギリス留学後、弁護士として働いていましたが、母の死後に法律の仕事を辞め、2年間旅をしたうち、自分の理想郷を作るためにスリランカのベントータに土地を買ったそうです。
ただ、建築の知識が無かったため再びイギリスで建築を学び、戻ってきてトロピカルモダニズムという、今ではアマンリゾートなどのインフィニティープールのお手本になったと言われるスタイルを確立させ、ベントータに作り上げた理想郷が『ルヌガンガ』です。
そのルヌガンガが、まさかの宿泊したヘリタンスマハゲダラのホテルからすぐの距離に。
滞在中に、ぜひ行きたいとずっとタイミングを見計らっていたのですがなかなか行けず。
結局、
最終日の午後
どうしても行きたかったバワの理想郷に行くことに決めたのはお昼を食べたあと
滑り込みヌルガンガ
ホテルからトゥクトゥクで行くのがいいと言われ、目の前に住んでるツォイおじさんが秒で来てくれ、連れて行ってもらいました。
おじさんが15時に着くから30分しか見れないよって言ってるように聞こえてたのですが、
まさかの15:30からのガーデンツアーがあるから到着しても30分待つからね、の間違い。人の話を全然聞いてないw
待っている間におじさんが、庭の周りのプレガーデンツアーを開いてくれました。ありがたきしあわせ。。
それにしてもツアーは予約しかだめだと思ってたからラッキー!しかもその日以外は1週間ツアーお休みの予定だったらしく。ラッキー!皆さん行く際はホテルのフロントで聞いていくのが確実です!
というわけでバワの理想郷ルヌガンガへ🌿
この広大な土地のお洒落なアトリエで過ごすことが多かったというバワ。
今はホテルにもなっていて泊まることもできるそう。
クロアチアから来たという、気さくなお父さんとお母さん、娘の親子3人に入り口で出会い、一緒にガーデンツアー開始。
ひょうきんなお父さんは日本に行きたーいと興味津々に話しかけてくれ
お母さんはバレエダンサーで日本に何回か講演しに来た話をしてくれ、学生の娘さんは白いつなぎにゴールドのジュエリーのおしゃれさん。初々しくてかわいかった。
たわいのない話をしながらガーデンへの道をみんなで歩いて登る。
そして、まさかの1番最初に見たかったアトリエが入ってすぐのところに!
美しいアトリエ。
チェスのボードのような床と黄色の壁のコントラストが印象的
一つ一つの家具をみると、すごくこだわっていて。椅子ひとつにしても背もたれが不思議なデザインになっていたり
アンティークだけれど、とても洗練されていて古く見えない。
家具を置く位置や空間の使い方も、絶妙。
パッとみたときのおしゃれ感も相当なものだけど、その後じっくりみていくとよりこだわりが見えてバワのセンスの良さが光る。
ここに一日中、居たくなる気持ちが分かりすぎてまだ序盤なのに、住みたくなる。
アトリエをすぎると、
裏の木の影からおサルさん
この庭に住み着いてるグループで、ときどき顔を見せてくれるんだとか。
アトリエを背に進むと、湖を見渡せる丘へ
湖と岸辺の境目がまたチェスのボードの様になっています。粋ですよね!
そして丘の上に一本の木。その下に、テーブルと椅子のセット。この木にぶら下がってる大きな石の板をたたくと鐘のような音がでるようになっていて、これで人を呼んだりしていたんだそう。絵に描いたような、映画のような世界。
ここで、この庭の蚊の多さに気づく。
クロアチアのお母さんがすでに3箇所も蚊に食われてオーマイガーといいながらかきむしっているとスタッフの方が強力な虫除けスプレーをみんなに貸してくれました。
そして、庭の周りをぐるっと回るようにガーデンツアーは進みます。
湖に囲まれた丘の上にある建物は、見回すといろんなところから湖が見れるように設計されていて、2mもある巨人並みの体型のバワが見たらちょうどいいくらいの高さに湖が見れるようにも設計されていたとも言っていました。
バワがそんなに巨人とは知らず、、、
小さいおじさんかなと想像していたので、なんだか勝手に親近感が湧きました。
そしてバワの建築は土地にそって造られ、内側と外側の境がなく連続し、自然と一体になっていて、人間が最高に心地よく感じれるように造られているということも知り、見た目だけじゃなく、全てにおいてパーフェクトなバワのセンスと贅沢の極みを目の当たりにしました。
一昨年、バーベリンリーフに宿泊した際はお兄さんのディヴィス・バワのお庭『ブリーフガーデン』へ行かせていただき、かなりの衝撃をうけてこんなとこに一生住みたい!と一目惚れしていたのですが、今回のルヌガンガはまたさらに衝撃。素敵すぎました。
兄弟揃ってセンスの塊。
ウィキペディア情報だと2人は
『兄のベヴィスともどもジェフリーは、セイロンを美と官能と逃避の理想郷とするという考えに惹かれた、洗練された同性愛者の世界にいた。』とのこと。なるほど〜。
同性愛者だからどうとかってことはないと思うけど、裕福な家庭に生まれ特別な環境で育ったからこそ、人間が追い求める最終的な幸せを感じる極上の理想郷がバワには見えてたのかなと、それを今回見せてもらった気がしました。
というわけで、スリランカのベントータへ行った際はぜひ寄って欲しいスポットを紹介しました〜
前回の兄ベヴィスバワの記事はこちらから💁🏼♀️↓
この記事へのコメントはありません。